
巻き肩は、肩が前方に丸まり、胸が内側に縮んだ姿勢になる状態です。長時間のデスクワークやスマホの使用などで起こりやすく、肩こりや首の痛みの原因になることがあります。
巻き肩の原因について

巻き肩は、肩が前方に丸まり、胸が内側に縮んだ姿勢になる状態で、多くの場合は長時間のデスクワークやスマホ操作など、日常の習慣的な動作をきっかけに進行します。その原因は一つではなく、複数の要因が絡み合って起こると考えられています。
まず主な原因として挙げられるのは、肩周辺の筋肉や靭帯の緊張・アンバランスです。胸の筋肉(大胸筋や小胸筋)が硬く縮み、肩甲骨を支える背中の筋肉(肩甲挙筋や僧帽筋)が弱くなると、肩が前方に引っ張られやすくなります。長時間の前傾姿勢や不適切なフォームでの作業も、筋肉のアンバランスを助長します。
また、姿勢の癖や身体の使い方も影響します。猫背や反り腰など、上半身のバランスが崩れた姿勢が続くと、肩が自然に前方に丸まり、巻き肩が定着しやすくなります。
さらに、筋力の低下や柔軟性不足も大きな要因です。特に肩甲骨周りや背中の筋力が弱いと、肩を正しい位置に保つことが難しくなり、胸部や肩前面の柔軟性が不足すると巻き肩が強調されます。加えて、加齢による筋肉の硬化や関節可動域の低下も、巻き肩の進行に関与します。
他にも、疲労の蓄積やストレスによる筋肉の緊張、冷えによる血行不良なども、巻き肩を助長する要素です。これらが重なることで、気づかないうちに肩が前方に丸まり、肩こりや首の痛みなどの不調として現れるのが巻き肩の特徴です。
巻き肩の症状について

巻き肩は、肩が前方に丸まり、胸が内側に縮んだ状態になることが主な症状です。日常の長時間のデスクワークやスマホ操作、家事などの習慣的な動作で徐々に進行するのが典型的なパターンです。
症状が進行すると、肩を動かす際に違和感やこわばりを感じることが多く、腕を上げる、後ろに回す、肩を回すなどの動作に支障をきたす場合があります。肩の前面や首、背中に痛みや張りを感じることもあります。
また、巻き肩は肩だけでなく姿勢全体に影響を及ぼすことがあり、猫背や首の前傾、背中の丸まりといった姿勢の悪化を伴うことがあります。長期間放置すると、肩こりや頭痛、腕のだるさなどの二次的な不調が現れることもあります。
症状は通常、徐々に進行するため、自覚症状が軽いうちは気づきにくいこともありますが、無理な姿勢や負荷をかけ続けると悪化する恐れがあります。早期の姿勢改善やストレッチ、筋力トレーニングが症状の緩和に重要です。
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