
ぎっくり腰は、正式には「急性腰痛症」と呼ばれ、突然腰に強い痛みが走る状態を指します。重い物を持ち上げたときや、腰をひねったとき、あるいは朝起きて体を起こした瞬間など、何気ない動作をきっかけに発症することが多く、「魔女の一撃」とも呼ばれるほど激しい痛みが特徴です。
ぎっくり腰の原因について

ぎっくり腰(急性腰痛症)は、突然腰に激しい痛みが生じる状態で、多くの場合は日常の何気ない動作をきっかけに発症します。その原因は一つではなく、複数の要因が複雑に絡み合って起こると考えられています。
まず主な原因として挙げられるのは、腰周辺の筋肉や靭帯の損傷・炎症です。重い物を急に持ち上げたとき、腰を無理にひねったとき、あるいは中腰での作業を繰り返したときなど、腰に一時的に大きな負担がかかると、筋肉や関節が耐えきれず損傷し、炎症を起こすことがあります。
また、姿勢の悪さや身体の使い方の癖も発症のリスクを高めます。猫背や反り腰、左右のバランスが悪い姿勢が続くと、特定の筋肉に負荷が集中し、些細な動作でも腰を痛めやすくなります。
さらに、筋力の低下や柔軟性の不足も大きな要因です。特に体幹(腹筋や背筋)の筋力が弱いと、腰椎をしっかり支えることができず、腰への負担が増します。加えて、加齢により椎間板や関節の柔軟性が失われると、衝撃をうまく吸収できず、ぎっくり腰を引き起こしやすくなります。
他にも、疲労の蓄積やストレスによる筋肉の緊張、寒冷による血行不良なども、発症の引き金となることがあります。これらの要素が重なり合い、「ちょっとした動作」をきっかけに、突然の激しい腰痛として現れるのが、ぎっくり腰の特徴です。
ぎっくり腰の症状について

ぎっくり腰(急性腰痛症)は、突然発症する強い腰の痛みが主な症状です。日常の何気ない動作、たとえば重い物を持ち上げた瞬間や、体をひねったとき、朝起きて体を起こしたときなどに「ギクッ」とした衝撃とともに、激しい痛みが走るのが典型的なパターンです。
発症直後は、腰を動かすことが困難になるほどの強い痛みがあり、立ち上がる、歩く、寝返りを打つなど、あらゆる動作に支障をきたします。痛みは腰の片側に集中することもあれば、両側に広がることもあります。
多くの場合、痛みは腰の局所にとどまりますが、人によってはお尻や太ももに違和感が広がることもあります。ただし、神経症状(足のしびれや力が入らないなど)が強い場合は、椎間板ヘルニアなど他の疾患が関係している可能性もあるため注意が必要です。
また、ぎっくり腰は発熱や内臓の異常を伴わないのが一般的ですが、痛みによる緊張や不安感で、汗をかいたり動悸を感じたりすることもあります。
痛みは通常、数日から1週間ほどで次第に軽快していきますが、無理に動こうとすると悪化する恐れがあります。適切な安静と、症状に応じた対処が重要です。
ぎっくり腰でお悩みなら当院へお任せください!

ぎっくり腰でお悩みならMICRO SPORTS 整骨院へお任せください。当院では丁寧なカウンセリング・検査で本当の原因を特定し症状を根本改善・再発予防へと導きます。
初めての方にも安心して受けていただける様に、どの様に作用していくのかもご説明し、ご納得いただいた上で施術をいたします。
お悩みの方は一度お気軽に当院にご相談ください。